遠隔教育研究センターでは,2005年度1-II期より演習・ゼミ・試験等を除く情報科学研究科の39講義492コマを担当教員・学生課スタッフ・学生収録スタッフの協力のもとに収録し,通常講義の補完教材という位置づけで学内ストリーミング配信を試験的に実施しました.本取組は本学における遠隔教育の中でも最も大規模な実践的活動事例の一つであり,情報科学研究科が提供する最先端の体系的カリキュラムに非同期なVOD (Video On Demand)環境を組み合わせた教育効果を検討する上で重要なものとなりました.なお,今回得られた様々な課題を解決し,より効果的な環境を提供するために,情報科学センターの協力のもとに遠隔教育システムを大幅に整備・強化し,2006年4月から運用を開始しています.