ICLAT2005 (Hasegawa)

ICALT2005ののぼり教育工学に関する国際会議である,The 5th IEEE International Conference on Advanced Learning Technologies (ICALT2005)が7月5~8日の4日間,台湾の第二の都市である高雄の中心部にほど近い国立科学工芸博物館(National Science and Technology Museum)において開催されたので参加をしてきました.発表が約200件,ポスター発表が約60件といったある程度の規模の会議で,全体の参加人数の詳細は不明ながら台湾を中心に各国から400~500名の参加があったものと思われます.(※ 7/19追記:49ヶ国380名の参加者だったそうです.)

今回のテーマはNext generation e-learning systems: intelligent applications and smart designであり,システム開発に関する発表が中心的でした.近年,SCORMTopicMap等のXMLをベースにした技術の標準化が進行していますが,これらを応用したシステムの発表がかなり多く見受けられました.というわけで,技術やコンセプトでのブレイクスルーといった研究よりも,数年前に提案された諸々の技術やコンセプトがそろそろ実現レベルに到達しつつあるといった状況といったところだと思います(最近教育システム系は全体的にそういう雰囲気があるような…).その他の点では,いわゆる実践よりの研究とシステムよりの研究の間の距離がかなり離れて見えたのも気になる点でした.自分としては,センター的にはどちらかというと実践が主体となりますが,研究的なところとうまく融合したアプローチが今後の一つの進む道にしていきたいところです.

ICALT2005会場台湾は元々IT先進国でもあり,今回の会場でも無線LANネットワークが準備されていたため,出張中の不便さはほとんど感じませんでした.近頃は出張中でも仕事ができてしまうので,こういった環境は逆によくないのかもしれないなぁと思いながら南国の太陽の下でメールチェックに勤しんでいたら,すっかり真っ黒に日焼けしてしまいましたw.

(上の写真は会場入口にあったノボリ,下の写真は会場の写真です.)

(2005.7.15 長谷川)