担当の講義 (2009年度)
 
  • I215 人工知能特論 (情報科学研究科 兼任)
  • I448 遠隔教育システム工学 (情報科学研究科 兼任)
  • 電気工学Ⅰ (小松短期大学 非常勤講師)
  • 音響学 (小松短期大学 非常勤講師)
I215 人工知能特論 (情報科学研究科 2009)
 
人工知能とは人間のような知的ふるまいを計算機上に実現する方法を研究する学問分野である.本講義は,人間の知識を形式化して扱うための論理,新たな知識の獲得のための学習メカニズム,探索の概念およびその技法を習得することを目的とする(論理推論および機械学習を担当).
I448 遠隔教育システム工学 (情報科学研究科 2009-)
 
地理的・時間的な制約を軽減可能な情報通信技術(ICT)の発展・普及により,遠隔教育システムは今後のネットワーク社会における「開かれた」教育・学習環境を実現する上で必要不可欠な基盤となりつつある.本講義では,認識・理解・学習等といった人間の知的情報処理に関する認知科学的な知見と,ICTをベースとした遠隔教育システムにおける設計・運用・評価の両面から,遠隔教育に関わる基盤理論・構成技術を体系的かつ実践的に習得することを目的とする.
 
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電気工学Ⅰ (小松短期大学 非常勤講師 2008-)

電気は日常のあらゆる場面において利用されており,その活用範囲は電気・電子技術から情報通信技術まで多岐にわたっている.電気工学に関する基礎的な原理を理解しておくことは,電気を安全・快適に取り扱うために重要である.電気そのものは目で見ることができないため理解しにくい側面もあるが,本講義では電気の特性を具体的にイメージしながら,高度な電気技術を習得するための基礎となる数学的な解析法を学ぶ.電気工学の基礎的な概念として,電子の挙動から電磁気の性質・デバイスの特徴,直流・交流回路の計算法まで幅広く取り扱う.また,講義中になるべく演習の時間を設け,三角関数をはじめとする電気工学の理解に不可欠な数学的な概念についても説明する.
音響学 (小松短期大学 非常勤講師 2008-2009)

音は空気の振動という物理的現象であり,聴覚を介した心理的現象であり,情報を伝達する信号でもある.本講義では,これらの諸分野を多面的に理解するために必要な基本的な概念を説明する.音響学に関する必要最小限の物理的な性質について演習を含めて数学的に丁寧に解説することに加え,音声・聴覚に関する臨床的な分野の基本的知識について講義中の実験などを含めて説明する.